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工事現場の防犯対策 3 工事現場の盗難を防ぐ!24時間監視できるレンタルカメラサービスとは?

前回までは工事現場の防犯対策をテーマに犯罪被害の対策や防犯カメラの必要性についてお伝えさせていただきました。

工事現場の防犯対策1  工事現場では盗難などの犯罪被害が発生しやすい!?適切な対策を考えておこう

工事現場の防犯対策 2  建設現場に防犯カメラを設置して安全で精度の高い仕事をしよう!

現場監督者の頭を悩ませる問題の一つが「盗難」などの犯罪です。
建築現場には高価な機材や貴重な建築資材がたくさん置かれています。

一昔前であれば金庫や現金が狙われていましたが、今では電動機材や銅線など盗む対象が幅広くなっています。
こうした建築資材の盗難が発生すれば金銭的なマイナスだけでなく工期の遅れにも繋がる重大な問題です。

そこで、今回紹介するのが24時間現場を監視できるレンタルカメラサービスです。
レンタルカメラとはどんなサービスなのか、概要や特徴について詳しく解説していきます。

防犯カメラ


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レンタルカメラ

1. 建築現場や工事現場での盗難が問題になっている

建築現場での盗難は昔から起こっていましたが、近年の建築現場では犯行の手法が多様化し今まで盗まれなかったものまで盗まれるようになっています。
建築現場でよく狙われるものは電線や銅線です。

一定以上の長さと重さがあれば転売しやすいことから盗難の対象となりやすい資材です。

ドラムに巻き付けられた状態の電線や銅線は移動させやすいというのも狙われる理由になります。

また、電動工具やエア工具も盗まれやすい機材です。
今ではフリーマーケットアプリが普及し転売もしやすいため、大型の機材から小型の機材まで値段が付く機材は何でも盗まれる傾向にあるようです。

さらに、事務室に置いてあるパソコンや机、イスといったものまで盗まれる事件も発生しているのが現状です。

もちろん建築会社も防犯対策として、使用する機材にはすべて会社名を刻印したり、消えない塗料で使用者の名前を書いたりとさまざまな対策を行っています。

電線や銅線といった狙われやすい資材は使用する日だけに搬入し、使い終わると回収している現場もあります。

さらに、盗難は外部犯だけでなく会社内部の人間が犯行の手引きをしていたり、直接窃盗を行ったりする場合もあるので注意が必要です。

内部犯の場合、合鍵やキーボックスの管理が甘くなっている場合があります。
誰が合鍵を持っているのか、最後に施錠するのは誰なのか明確にして管理を徹底する必要があります。

もっとも、どれだけ管理を厳重にしても完全に盗難を防ぐことはできません。
特に、夜間は建築現場に人がいなくなります。

建築現場の盗難は大半が夜間に行われます。無人の現場ではどれだけ厳重に施錠を行っていても盗難が発生するリスクは無くなりません。
そこで、導入したいのが24時間監視できる防犯カメラです。

現場の入り口やチェックしたいポイントに設置すれば24時間、いつでもどこでも監視が可能です。次は、レンタルカメラサービスの「MAMORY」「SafieGO」について詳しく解説していきます。

防犯カメラ


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2. 24時間いつでもどこでも監視できるレンタルカメラ「MAMORY」「SafieGO」とは?

MAMORY、SafieGOは東京電力グループが法人向けにお取扱いしているクラウド型防犯カメラのレンタルサービスです。
通常の監視カメラと違い、1カ月単位でレンタルできるため必要なときに必要な期間だけ利用できるサービスになります。

監視カメラを設置する場合、レコーダーや監視用のモニター、インターネット回線などたくさんの部材が必要です。
夜間に映像を録画する場合であれば照明設備も設置しなければいけません。

この点、レンタルカメラサービスではカメラ本体に必要な部材がすべて標準装備されています。
設置に必要なのはカメラ本体と電源だけです。

面倒な回線工事や専用の設備がいらないので簡単に設置することができます。

また、映像を録画するために通信会社と契約する必要はありません。
料金に通信会社との契約も含まれているため、月額のレンタル料金だけで監視カメラを設置することができます。

カメラの通信には遠隔地でも電波が届くLTE回線を使用しています。
携帯の電波と同じなので広範囲のエリアで利用できるのが特徴です。

カメラの種類も10種類に対応しており、用途に応じたカメラをセッティングできます。
申込みから3営業日~1週間程度で機材が届くので、監視したいポイントに設置するだけです。

工事現場や建築現場で一時的に防犯カメラを設置したい場合に有効なのがレンタルカメラサービスです。

3. レンタルカメラサービスの3つの特徴

レンタルカメラサービスの特徴は

・堅牢なクラウドサーバーに映像を保存
・24時間いつでもWebブラウザで映像が見られる
・カメラが壊されても映像を見ることができる

という点です。
3つの特徴を詳しく解説していきます。

3-1. 堅牢なクラウドサーバーに映像を保存

通常の監視カメラは映像を内蔵のHDDに録画したり、映像を別のレコーダーで保存するのが一般的です。
映像を見返すには内蔵HDDを取り出して再生するか、レコーダーの映像を見返す必要があります。

この点、レンタルカメラサービスでは映像をクラウドサーバーに直接保存するので内蔵HDDを取り出したりレコーダーを準備したりする必要はありません。

3-2. 24時間いつでもWebブラウザで映像が見られる

クラウドサーバーに保存された映像はいつでもどこでもWebブラウザから確認可能です。

映像はクラウドサーバーに一定期間保存され、必要な映像は個別でダウンロードすることもできます。
カメラ本体からクラウドサーバーに送信される際も暗号化通信で行われるためセキュリティも万全です。

3-3. カメラが壊されても、保存された映像を見ることができる

そして、レンタルカメラサービスでは録画した映像をすぐにクラウドサーバーに送信するため、カメラ本体が壊された場合でも映像が保存されます。
内蔵HDDに映像を保存する防犯カメラではカメラ本体が壊されると中の映像を見ることができません。

万が一、災害や事故によってカメラ本体が壊れた場合でも映像はしっかりと保存できるのがレンタルカメラサービスの特徴です。

また、レンタルカメラサービスではWebブラウザから現場の状況をリアルタイムに確認することができます。現場の監視だけでなく、遠隔地にある現場の天候を確認してから現場に向かえるので不要な出向回数を減らすことが可能です。
作業の進捗を確認することもできるので、作業効率の改善にも繋がります。 

レンタルカメラ

4. レンタルカメラサービスの評判

レンタルカメラサービスが利用できる場所は工事現場だけでなく自治体や官公庁、学校、病院など多岐にわたります。
具体的な例としては住宅用・産業用の太陽光発電システムを販売している会社で、人目につかない山間部の資材置き場にレンタルカメラを導入しているケースがあります。

社員でIDとパスワードを共有・シェアすることで、複数の目でいつでも確認できると評判です。

防犯カメラを設置すれば「この現場は防犯意識が高い」と犯人に思わせることができます。盗難が起こった際の被害状況を保全するだけでなく、犯行を未然に防ぐ効果もあるのがレンタルカメラサービスの特徴です。

5. 侵入検知・環境センサーも防犯には効果的

東京電力グループでは防犯カメラ以外にも侵入検知センサーの「MIHARY」と環境センサーの「WEATHERY」というサービスも提供しています。

5-1. MIHARYとは?

MIHARYは不法侵入を自動検知しLED灯と3カ国語(日本語、英語、中国語)で威嚇する監視センサーです。

電源を入れるだけで使用でき、不法侵入者がいた場合は登録したメールアドレスに通知してくれます。
警備員が配置しにくい場所でも設置できるので、有効な防犯対策の1つになります。

MIHARY

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MIHARY

5-2. WEATHERYとは?

一方、WEATHERYは侵入検知センサーに作業環境を計測する環境センサーをプラスした検知センサーです。

温度・湿度・風速センサーを搭載しているため、熱中症を未然に防いだり風速警報を通知して作業を中断させることができます。

MIHARYと同じ侵入検知センサーも装備しているので不法侵入者の撃退にも活用できます。

MIHARYとWEATHERYの両方とも1カ月単位のレンタルサービスです。
イベントや一時的な工事に利用すればコストを抑えて防犯対策をすることができます。もっとも、長期間のレンタルは費用が高くつくため、あくまでも一時的な期間を利用するのがおすすめです。

WEATHERY

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WEATHERY

6. レンタルカメラを活用して工事現場の防犯を強化しよう!

工事現場や建築現場での盗難は非常に深刻な問題です。
せっかく高いコストを払って導入した機材や建築資材も盗まれてしまえば無駄になってしまいます。

工具が無く作業が進まなければ工期の遅れとなり重大な問題に発展する可能性もあります。

些細なことも見逃さないという高い防犯意識を社員に徹底させるだけでなく、対外的にも防犯に力を入れていることを示す必要があるでしょう。
今回紹介したレンタルカメラサービスは工事現場の防犯対策として有効な1つの手段になります。

盗難に頭を悩ませている経営者や現場監督の方はこの機会にレンタルカメラサービスを検討してみてはいかがでしょうか。