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東京電力パワーグリット

夏の現場におすすめの冷却ベスト!

毎年夏になると、暑さでバテてしまう人は多いでしょう。
炎天下で作業をしなければならない人や、空調のない場所で長時間働くような仕事では、
体調管理にたくさんの工夫が必要となります。

今回は「冷却ベスト」について紹介いたします。

「冷却ベスト」は着るだけで手軽に体温を下げる手段として、とても有効です。
東京電力グループでも取り扱っておりますので、
夏場の熱中症対策としてぜひご参考にしていただければと思います。

空の写真
                                           ※イメージ

1. 空調服と冷却ベストの違いは?

似たような体を冷やす製品で、「空調服」があります。
「空調服」は、小型ファンで体表面に空気を送り込んで冷却させていきます。

夏の現場には空調服がおすすめ!その仕組みやメリットを徹底解説

一方、冷却ベストは保冷剤や水で直接体を冷却させていきます。
タイプによっては自分が冷やしたい部位だけを集中的に冷やすことも可能です。
充電できるバッテリー式でずっと冷たさが継続するタイプのものもあります。

2. 冷却ベストが活躍できる場面

冷却ベストが役に立つシーンはさまざまです。
炎天下での作業に使えるのはもちろん、趣味でバーベキューや山登りをする際にも適しているでしょう。

その他にも真夏のライブ観戦やツーリングにもぴったりです。
肌の露出を極力抑え、かつ体を冷やすことができるところが、冷却ベストの特徴です。

3. 冷やし方はタイプによってさまざま

冷却ベストと一口にいっても、その冷やし方はいろいろとあります。
自分の用途にあったものを選択することが大切です。

3-1. 保冷剤で冷やす

一番オーソドックスな形として、保冷剤で冷やすものがあります。
専用のポケットに保冷剤を入れることで、背中や脇の部分を冷やすことが可能です。
気軽で簡単に使えますが、保冷材の持続時間には注意しましょう。
長時間使用するのであればスペアを持ち歩くと安心です。

3-2. 水を利用して冷たくする

水を利用して冷たくするタイプの冷却ベストには2種類あります。

1つはベストに水を入れ、水分が蒸発するときに発生する気化熱効果を利用したタイプです。
あまり長時間は持ちませんが、瞬時に冷やしたいときは手軽に使えて便利です。
ベスト自体を水に浸して硬く絞って着るだけなので、手軽で簡単ですし、
軽いので夏場のアウトドアやスポーツなどをする人に人気です。

もう1つはタンクに入れた冷たい水をモーターでベストに循環させるタイプです。
氷水で冷やすタイプを選べば、ひんやり感は抜群です。
ただし、水をいれる付属タンクが大きくなりがちなので、ものによっては重たくなります。

4. 冷却ベストを選ぶときのポイント

自分に適した冷却ベストを手にいれるための4つのコツをお伝えいたします。

4-1.用途

どんな場面で使用したいかによって選択できる冷却ベストの種類は変わってきます。
スポーツやアウトドアなど、よく体を動かす場面で使用する機会が多いのであれば、
軽くて動きやすいベストを選びましょう。
水で濡らして硬く絞って着るタイプの冷却ベストですと、軽くて繰り返し濡らして着られるので最適です。

炎天下で作業をする際は、熱中症対策のために体を冷やしたいのであれば、
冷たい水をモーターでベストに循環させるタイプの本格的なタイプがおすすめです。
熱中症防止には深部体温の上昇を抑えることが特に有効です。
用途に合わせて最適な冷却ベストを選択しましょう。

4-2. サイズ

体にちょうどいいサイズのベストを選びましょう。
少し大きめのサイズを選ぶと保冷剤が体に密着できず、冷却効果が落ちることもあります。
また、サイズが小さすぎても保冷剤などを入れた時にきつすぎてしまうので注意しましょう。

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4-3. 使用している生地

冷却ベストの生地でメインになるのはメッシュです。
その他にも空調服タイプや、短時間で水を吸収できる特殊素材で作られたベストもあります。
薄手で上着を着た際にベストが目立たないものもありますので、
いろいろなタイプを検討してみるとよいでしょう。

また、使用後に洗濯できる素材であるか確認することもポイントの1つです。

4-3. ポケットの位置

自分が動きやすい位置に保冷剤を入れるポケットがあるかどうかを購入前によく確認しましょう。

また、氷水をベストに循環させるタイプの冷却ベストですと、
水やモーターの入ったタンクを別に持ち歩かなければならなくなります。
そのタンクの重さや、作業にとって邪魔にならないかをよく確認してから購入しましょう。

5. 冷却ベストのメリットとデメリット

夏場の作業を快適にしてくれる冷却ベストのメリットをさらに掘り下げてまとめてみました。
逆にデメリットについても詳しくお伝えいたします。

5-1. 冷却ベストのメリット

メリットはやはり炎天下の作業で体の負担が少なくなる点です。

冷却ベストを着ると、-5℃ 〜 -15℃の冷却効果があると言われています。
熱中症と聞くと炎天下で起こる症状というイメージですが、
実際はこのような典型的なケースばかりではなく、涼しいと思った環境でも起こります。
換気の悪い室内での長時間の作業や、梅雨の季節に突然日差しが強くなり、
体が暑さに慣れていなくついていけず、熱中症を引き起こしたりします。

真夏日の作業だけではなく、予期せぬ熱中症を防ぐためにも冷却ベストは活躍します。
水でさっと濡らすだけで使えるものなどは軽くて小さくたためるので、
暑くなる時期には1つカバンに入れておくと安心でしょう。

炎天下の作業は午前中、30分の作業時間でも熱中症を引き起こす可能性があり危険です。
特に高所での作業はめまいを引き起こし、思わぬ事故へと繋がる可能性があるので注意が必要です。
冷却ベストを使えば、体温を下げてくれますので、熱中症の予防になります。

5-2. 冷却ベストのデメリット

冷却ベストのデメリットもいくつかあります。

・濡らして使うタイプの冷却ベストは服も濡れてしまう
・水を注いで使うタイプのものはすぐに温かくなってしまう
・保冷剤を入れるタイプのものは硬くて着心地が悪い
・充電式のタイプのものは少し重い

ご自身の使いたいシーンに最適なタイプの冷却ベストを選択していきましょう。

6.東京電力グループでの取り扱い商品

東京電力グループの東京パワーテクノロジー株式会社では、
福島第一原子力発電所の放射線管理区域内での熱中症対策として開発した冷却ベストを取り扱っています。
JAXA(独立行政法人宇宙航空研究開発機構)の技術が活用されています。

改良型冷却ベスト

冷却ベスト

冷却ベストの性能

7. 自分にぴったりの冷却ベストを見つけよう

真夏の作業を快適にしてくれる冷却ベストは仕事だけでなく、
プライベートでも役立つ場面がたくさんあります。
夏場のアウトドア、ウォーキング、庭掃除など、
熱くて苦痛に感じる場合でも冷却ベストがあれば快適に過ごせそうですね。
冷却ベストを一度利用すると、手放せなくなるという声も多いようです。

冷却ベストのタイプは様々あるので、
効果だけではなく着心地にもこだわって自分にぴったりなものを見つけてみてください。